包帯法の正しいやり方を行わなければ、患者さんに対してしっかりと包帯を巻くことができません。医療関係者であれば必須の技術だと思います。そこで包帯法の正しい方法について解説していきます。
包帯法とは、医師や柔道整復師、看護師といった医療に携わるものが必ず身につけなければならない技術の一つです。患者さんに対してしっかりとした固定・安定を行うことによって、患部へ雑菌が入り込むのを防ぎ、怪我の早期回復を行うことができるようになります。包帯法には種類が多くあり、職業によってもその方法が変化しています。ここでは、包帯法の原点ともいえる接骨院・柔道整復師の包帯法を紹介します。
柔道整復師の包帯法は、他の医療関係とは異なり、怪我をした方向と逆向きに包帯を巻いていくということがあげられます。内反捻挫の場合には、外側方向へ、外反ねんざの場合には内側方向へ巻いていくという原則があります。看護師の場合は少し違いますが、参考までに。
包帯法に合わせた包帯の種類の選択が重要です。国家試験の実技で出されることもありますし、患者さんに行う際、選択ミスをしてしまうと治りが悪くなってしまいます。固く固定したいときには、固めの包帯を、動きを出しながらの固定を行いたい場合には伸縮性のものを使用しましょう。
包帯法には多くの種類がありますが、そのコツは包帯が行きたい方向にまいていくということです。関節や筋肉を保護するように巻くわけですが、一直線になっているわけではなく、患者さんによってはカラダの形がまったく異なります。そこを学校で習っただけの技術で巻こうとすると、失敗してしまいます。包帯が行きたい方向、包帯に無理の掛からない方向にまいてあげることで、はじめてしっかりとした包帯法になるといえるでしょう。